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2007年11月 2日 (金)

畑のキャビア=とんぶりは秋田の秋の名産なのですよ!

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これは、キャビアではなく秋田名産品の『とんぶり』です。

キャビアによくに似ているので、別名=畑のキャビアと言われております。

とんぶりはホウキギの種子です。このホウキギは、4月下旬~5月上旬に苗床を作り、6月上旬に定植し、8月中旬頃小さな花を咲かせ実を付けます。9月下旬、収獲作業が始まりますが、とんぶりは実が小さく風に飛ばされやすいので、この収穫期に心配なのが台風の到来です。収穫が終了するまで、台風が来ないことを祈る生産者です。

収穫してから、この種子を乾燥させ、一度煮ます。その後一日くらい水に浸してから手で揉んで外皮を取り除きます。この作業を2~3度繰り返し、あのプチプチした食感のとんぶりが出来上がります。

Dscn7761 昭和40年代までは、地元でしか食べられておりませんでしたが、真空パックやビン詰め加工されるようになって、今では年中どこでも食べられるようになりました。

ビンを開けると、ごまの香りに似た香ばしい香りが漂います。

口に含んだときは、プチプチした食感が魚の卵かと錯覚するほどです。

パラパラしているので、味はキャビアとは違いますが、健康志向の方の見方になってくれることは、間違いないでしょう。

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これは、長芋をたんざく切りにしてとんぶりを上にかけました。

地元では、昔から良く食べられていた一品だけあって、長芋の粘りにとんぶりが絡まって本当に相性のいい組み合わせです。

ホウキギは、平安時代初期に中国から伝わり、本来の目的は庭先を掃除するほうきの材料となる枝先でした。このホウキギの実を食べるようになったのは、飢饉の時に「この実もなんとかして食べられないものか」と工夫したのが最初ではないかと伝えられております。

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キャビアだったらこんなふうに飾られて食べられるだろう。と、想像して作ってみました。甘エビのお刺身にとんぶりを乗せて、豆腐の上に生姜ととんぶり。もう1品は豆腐の上に梅シソを刻みとんぶりを乗せてみました。

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今は、からとり芋も旬なのでその茎をゆでて、味噌とマヨネーズととんぶりのタレを作ってみました。からとり芋の茎がサクサクしていてタレがプチプチしていて、口の中がにぎやかな食感です。

栄養面では、ビタミンK、ビタミンEが多く含まれます。

ビタミンKは、骨へのカルシウムの定着作用があり、骨粗しょう症予防になります。

ビタミンEは、不足すると肌トラブルや血行不良による冷え性、肩こり、頭痛、しもやけを引き起こすことがあるので、不足しないようにとんぶりを食べましょう!

このような効能が知られていたのか、漢方でも使われていたとんぶりですので、メタボが気になる方にはお勧めの食材です。

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コメント

(*^▽^*)新潟県民ですがようやくとんぶりをスーパーでみつけました。早速山芋となんか作ってみますね!!!酒のお供の一品をscissors

投稿: なつ | 2012年1月18日 (水) 13:18

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