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2008年2月29日 (金)

ワカサギは、これからが本番!

秋田にもワカサギ釣りのスポットがあり、

八郎潟・貝沼(湯沢市)・田螺沼(湯沢市)

などが知られております。

八郎潟は、埋め立て前は日本で2番目に大きい湖でしたが、今ではほとんどが埋め立てられております。かろうじて残されている湖部分では、ワカサギが獲れます。

連日氷点下を記録し湖面に氷が張る季節では、湖に穴を開け釣り糸を垂らして釣るワカサギ釣りは、冬の風物詩となっていますが、ワカサギの旬はこれからが本番です。

Dscn8536 桜の頃に孵化した稚魚の漁が秋から始まります。秋の深まりと共に脂がのり、真冬には身がしまって適度に脂も落ちますので冬から初春が旬と言えます。

ワカサギは漢字で書くと公魚と書きますが、この名の由来が霞ヶ浦や北浦を納めていた麻生藩が徳川家11代目将軍 家斉公に年貢として収めたことから「公儀御用の魚」ということで、『公魚』と名が付けられたという説があります。

分布としては、太平洋側は茨城県の霞ヶ浦以北で日本海側は島根県の穴道湖以北とされております。面白いことに、大昔は海産魚であったようです。陸封されて淡水に順応したようですが、その名残りとして淡水と海水が混ざる汽水湖の穴道湖やヒヲマ湖、八郎潟、三方湖などに生息しております。全国の代表として名をはせているわけですから、八郎潟は名産地ということになります。

Dscn8535_3  ワカサギの栄養分析結果によると、たんぱく質は17%と他の魚より少なく、さっぱり感があり骨も柔らかくまるごと食べられるので、カルシウムをたっぷり獲れるのもワカサギの特徴ですね。

Dscn8541この5cm~10前後の料理としては、から揚げか天ぷらがメインになります。カリッとサクサクに揚げて食べるには最高のご馳走となります。その他に揚げたものをマリネにしても大変おいしいです。

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写真は、つくだ煮の話を書いている『佃煮やさん』からお借りしました。

八郎潟の近くには佃煮屋さんも軒を連ね、八郎潟で獲れた新鮮な小魚を佃煮に加工しております。その中でも商売上手な佃煮屋さんが新商品として、『揚げわかさぎ』というのを販売しております。

カリカリで香ばしくスナック感覚で食べれますのでお子様にも喜んで食べていただけるものです。

秋田の特産品を現代風にアレンジして全国に発信している姿は見習うべきものがあります。

みなさん sign03 八郎潟産のワカサギで、骨を丈夫にしましょうpisces

 

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2008年2月18日 (月)

寒鱈祭りもあるほど2月は鱈の最盛期です。

秋田県の南部 金浦(このうら)では、立春の2月4日に鱈祭り(掛魚祭り)が行われます。元禄年間(1688~1704年)以来、300年の伝統行事です。このことからも伺えるように、鱈は秋田では冬の魚を代表する旬の味となります。この寒鱈で鍋(鱈汁)を食べないと冬を感じないという秋田県民です。

Tm51 掛魚(かけよ)とは、漁から帰った漁師が氏神様や恵比寿様にお供えする魚のことで、祭りの主役となる大タラは1匹ずつ荒縄に釣り下げられ、海上安全や豊漁を願って金浦山神社の神前に供えられます。

一匹の大きさは、13kg前後で体長は1m以上にもなりますので大ぶりな魚です。

Tm53真鱈は北半球の寒帯に広く分布し、日本では東北・北海道で採れます。体長1m以上になります。 肉食で、多毛類、貝類、頭足類、小魚など、いろいろな小動物を捕食する。自分の体の半分くらいの動物にも襲いかかり、大きな口で捕食してしまう。非常に貪欲で、いつもお腹が膨れていることや、腹いっぱい食べるという意味から「タラフク」という言葉ができたとも言われております。

(注)上記2枚の写真は、arubeさんからお借りいたしました。

この真鱈は別の呼び名が寒鱈とも呼ばれ、1月の下旬から2月までの厳冬期に最盛期を向かえ白子がとてもおいしく湯引きした刺身なんかは、とても甘くまったりとした濃厚な味は海のチーズとでも呼びたいくらいの味で、その容姿からは想像できないくらいです。鱈汁の中に入れてもおいしいですが、湯引きが群を抜く旨さです。

Dscn8105 鱈汁は、なんと言っても味噌の味付けが一番です。ふわふわの身に味噌と昆布出汁が入り込んで噛んだときにふっくらと膨らむような弾力のある身です。ほろほろとほぐれる身をほおばり、具沢山の野菜と一緒に食べる味は北国の人への贈り物の味と言ってもいいでしょう。

栄養分析からすると、身は低脂肪・高蛋白で、胃腸を温め、血行をよくし、冷え性・風邪予防・など、冬場にはピッタリの食材です。

秋田の鱈汁のレシピは、昆布で出汁をとりイチョウ切りした大根を煮ます。煮えたら、鱈の身やアラを入れ10分ほど煮込み味噌を入れます。再度煮立たない内に白子を入れ5分ほど煮込み鍋を下ろす直前にねぎを入れふたをして蒸らして出来上がりです。新鮮な魚のアラはたくさん入れても生臭みはほとんどありしませんが、しょうが汁を入れても更に身体がポカポカしますのでお勧めです。

寒鱈をたくさん食べて、風邪予防ですね。

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