春告げ魚とも呼ばれる メバル
日本海沿岸の岩礁域に多く生息する海水魚で、春告げ魚とも呼ばれ春に旬を迎える魚です。
全長は最大30cmほど、よく見かけるのは20cmほどまでです。全身は黒褐色で、数本のぼんやりとした黒い横しまがあり口と目が大きく、「メバル」という名も大きい目に由来します。
目が大きいだけでなく張り出しているので、江戸時代には、カエルが化けてメバルになると信じられていたという説もあります。
磯、防波堤で釣れるのは黒メバルで船から釣れるのは赤メバルといい体色が違います。釣り人の話によると、水面を見上げるようにして群れをなして泳ぐ姿を見かけるそうです。この上を見上げるようにしているのが、餌を待つ正しい姿勢です。自分より少し上方を流れてくる小さなエビや小魚などに下から襲いかかります。だから目が大きく視力が良く、受け口なのです。
上から下へ餌に飛びつく魚は上アゴが長く、下から上へ襲いかかる魚は下アゴが長いことが多いです。もちろん例外もおります。習性によって外観が進化して餌をたべやすいようになっているので、覚えておくと習性を予想できるので、面白いと思います。
メバルといったら煮付けといわれるほど、煮付けるととても旨い魚です。新鮮なうちに煮付けると皮がパリン、パリンと弾けます。この弾けた身がプリプリして癖のない上品な味で旨いんです。
煮付け方は、日本酒とミリンを3対1の割合で鍋に入れ、好みに応じて砂糖を加えあたためます。 沸騰する前にメバルを並べ、落とし蓋をして中火で10分程煮る。 ここで初めて醤油を加え、2~3分煮立てて火を止めます。
先に甘味をつけ、後から醤油を入れることで、 魚の身崩れを防ぎ、旨味を封じ込めることが出来るので、旨さ際立つ出来上がりになります。
焼くと絞まって旨みを凝縮してくれますので、塩のみのシンプルな味付けで充分です。焼魚特有の香ばしさで鼻をくすぐり、食欲をそそります。エラやアゴの部分も一層絞まった身で、とてもおいしくいただけます。
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鮮度バツグンだったので、刺身にもしてみました。
切り身がツルツルしていてペロンと口の中をすべるように入ってきます。噛んだ時、ふんわりとした食感ですが弾力がありコリコリとした身が口の中で砕けます。甘味のある味で、美味でした。
目がクリンとかわいい春の魚、お勧め品です。![]()
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