5月は、「わらび」の季節
新緑の山が迫ってくる勢いで芽吹き、一気に山肌を緑で覆います。圧巻のエネルギーを感じます。
かたわらに目をやると、息吹の証拠とでもいうべき山菜がそこら一帯を我こそはと芽をだし息づいています。
そう、この季節は山菜の旬どきなのです。
山菜で一番多く知られているのは『わらび』ではないでしょうか?
知られてはいるものの、毒性があり食べられるように調理する方法は、意外と知られていないのではないかと思います。
秋田では、わらびの灰汁を抜き食すまでの工程を『しょでる』 といいます。けっして、わらびの『あく抜き』なんて言葉では言いません。 ![]()
わらびは、森林の中に出ることがなく、植林地や山の畑地とか障害物がなく日当たりの良いところに生息し、茎は地下を横に這い、よく伸びるので、密集していることがよくあります。
そういうところに当たると、一度に何十本も取れます。そういう状況のことを、『座ってて採れた』といいます。山菜取りのうれしい悲鳴のようなものです。
さて、この『しょでる』方法ですが、わらびがすっぽり隠れるくらいの水を鍋に張り火にかけます。
沸騰してきたら、わらびを入れ10秒~20秒くらいゆでます。そこへわらびの1%くらいの重曹を入れわらび全体が重曹のシュワシュワとした炭酸が満遍なく伝わるようにわらびを上下入れ替え火を止めふたをして一晩置きます。翌朝、なべから取り出し水洗いして食べます。
この時、重要なのが硬さ加減
柔らかめが好きな方は、20秒ちょっとゆでるといいと思います。
硬いのが好きなかたは、10秒ほどで火を止めます。秒の世界の調理なんですよ。
白和え・わさび醤油・味噌マヨネーズ・生姜醤油・ゴマドレッシング・ポン酢etc・・・
その家庭によって食べ方は色々あります。
どんな調味料にも合うという証でしょうか。
春の山からの恵を感謝しながら、今日もまたわらびをいただきます。
昨今ブームのオーガニック★★★
山菜は、まぎれもない 究極のオーガニック素材です。
天寿酒造の近くの山は、豊富な山菜をたくさん提供してくれます。その山菜に合うお酒も地元で調達できるという恵まれた環境にあります。
これだから、田舎暮らしはやめられないのです。
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